Booster K1の価格は?約84万円からの仕様と導入手順【2026年最新】

Booster K1の価格は39,900元(約84万円・報道値)からが目安です。国内販売店のK1 Proは税込2,748,900円。仕様・向いている用途・ほかの人型ロボットとの価格比較と日本での導入手順をまとめました。
Booster K1の価格は39,900元(約84万円・報道値)からが目安です。日本国内ではスイッチサイエンスが2026年4月16日からBooster K1 Proを税込2,748,900円で販売しており円建てでも購入できます。いずれも本体の目安で、税・送料・関税・保守や現場に合わせた開発費は別に見積が必要です。
Booster K1の価格は39,900元からが目安
Booster K1の本体価格は2026年6月の報道で39,900元(約84万円・報道値)からとされています。発売時には期間限定で29,900元の価格が出ていました。競技向けのK1 RoboCup Editionについては、RoboCup連盟の案内でメーカー希望価格14,999ドルが示されています。
価格の出方が3つに分かれるのは、販売する相手と構成が違うためです。報道値は海外で報じられた販売価格、RoboCup Editionは競技参加チーム向けの案内価格、そして日本の販売店価格はそれぞれ別の数字です。どれか1つを見て「この値段で日本に届く」と考えると、あとで差が出ます。
画像Booster K1
身長約95cm・約19.5kgの開発入門用ヒューマノイド。サッカーや会話などのAgentを内蔵し、転倒しても自力で起き上がる。
国内で円建てで買う選択肢もあります。スイッチサイエンス(東京都新宿区)が2026年4月16日からBooster K1 Proの販売を始めており、価格は税込2,748,900円です。上位構成の比較はBooster K1 Proのページもあわせてご覧ください。
価格はいずれも目安です。税・送料・関税・保守・アプリ開発は別に見積が必要です。
Booster K1の値段に含まれないものは何か
「39,900元から」や「2,748,900円」は本体の価格です。現場で動かすまでには、本体以外の費用が積み上がります。どこまでが本体でどこからが別見積なのかを、最初に線引きしておくと予算のずれが小さくなります。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 本体 | 39,900元から(約84万円・報道値)が目安。構成で変わる |
| 消費税・輸入時の税 | 別。国内販売店から買う場合は税込表示かどうかを確認 |
| 送料・輸送 | 別。重量・梱包・配送先で変わる |
| 関税・通関の手続き | 別。書類と申告が必要 |
| 保守・修理・予備部品 | 別。保証の範囲と期間を契約前に確認 |
| 予備電池・付属品 | 別。稼働時間を伸ばすなら台数分の予備が必要 |
| アプリ開発・現場調整 | 別。やりたい工程に合わせて見積 |
| 設置・教育 | 別。使う人への引き継ぎを含める |
総額の考え方はヒューマノイドの導入費用はいくら?でまとめています。輸入にかかる手続きと費用の内訳はロボット輸入の手続きと費用をご覧ください。
Booster K1の仕様とできることは
Booster K1は身長約95cm・重量約19.5kgの開発入門用ヒューマノイドです。小型で軽いため、研究室や教室、展示ブースのように人がすぐ近くにいる場所でも扱いやすい大きさです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 身長 | 約95cm |
| 重量 | 約19.5kg |
| 自由度 | 22(頭2・腕8・脚12) |
| 歩行速度 | 最大2m/s |
| 旋回速度 | 1.5rad/s |
| 連続歩行 | 約70分(教育版・専門版の5Ah磁気着脱電池) |
| 演算性能 | 最大200TOPS |
| 可搬重量 | メーカー公表値なし |
ソフト面では、サッカーや会話などのAgentが内蔵されており、転倒しても自力で起き上がります。教育や競技の現場では転倒が日常的に起きるため、人が毎回起こしに行かなくてよい点は実用面で差が出ます。電池は磁気着脱式なので、交換して稼働を続ける運用が取りやすい構成です。
開発にはPython/C++のSDKが用意され、メーカーはAgent Storeも提供しています。授業や研究のテーマに合わせて動きを足していく使い方を想定した機体です。
Booster K1が向いている用途と向かない用途
価格が低いからといって、すべての現場に合うわけではありません。メーカーが示している用途と、公表されていない仕様を分けて見ます。
| 用途 | 向き・不向き | 理由 |
|---|---|---|
| STEM教育・大学の研究 | 向く | メーカーが主用途として挙げている。SDKがあり授業や研究テーマに載せやすい |
| ロボットサッカー競技 | 向く | 競技向けのEditionと公式プログラムがある |
| 展示・パフォーマンス | 向く | 約95cm・約19.5kgで搬入と設置が現実的 |
| 二足歩行の動作研究 | 向く | 22自由度・最大2m/s・自力での起き上がりを備える |
| 物の搬送・ピッキング | 仕様から判断できない | 可搬重量がメーカー公表値になく、積載を前提にした設計値を確認できない |
| 長時間の連続作業 | 条件付き | 歩行は約70分の公表値。予備電池と交換の運用が前提になる |
| 屋外の点検・巡回 | 別の機体も比較対象 | 不整地や巡回が中心なら四足歩行ロボットの価格は?もあわせて検討 |
搬送や検品のように「何kgを何時間」が要件になる工程では、公表されていない数字を前提に計画を立てないほうが安全です。その場合は要件を先に固め、満たす機体を横並びで比べる順番にします。
Booster K1とほかの人型ロボットの価格比較
同じ人型の開発用・研究用の機体と並べると、Booster K1の位置がはっきりします。
| 比較項目 | Booster K1 | Booster K1 Pro | PM01 |
|---|---|---|---|
| メーカー | Booster Robotics | Booster Robotics | EngineAI |
| 形 | ヒューマノイド | ヒューマノイド | ヒューマノイド |
| 状況 | 出荷中 | 出荷中 | 出荷中 |
| 価格の目安 | 約84万円〜報道ベース | 約275万円〜販売店の掲示価格 | 約185万円メーカー公表価格 |
| 身長・高さ | 95cm | 95cm | 138cm |
| 重さ | 19.5kg | 19.5kg | — |
| 自由度 | 22(頭2・腕8・脚12) | 22(頭2・腕4×2・脚6×2) | 24 |
| 可搬重量 | — | — | — |
| 稼働時間 | — | — | — |
| 主な用途 | STEM・大学教育・ロボットサッカー競技・展示・パフォーマンス | 大学・企業の身体性AI研究・教育・競技 | 教育・研究・展示・接客デモ |
| 出典 | 公式・報道 | 公式・報道 | 公式・報道 |
| 機体 | 価格の目安 |
|---|---|
| Booster K1 | 39,900元から(約84万円・報道値) |
| Booster K1 Pro | 税込2,748,900円(国内販売店価格) |
| PM01 | 88,000元(約185万円・公式価格) |
| T800 | 180,000元(約378万円・報道値) |
| ATOM | 199,000元(約418万円・報道値) |
| Booster T1 | 34,545〜60,795ユーロ(約570万円〜1,003万円・販売店価格) |
| Booster T2 | 要見積 |
| GR-3 | 要見積 |
| Figure 03 | 要見積 |
価格が非公開の機体は要見積です。金額が出ていないこと自体は珍しくありませんが、予算の枠を決める段階では「問い合わせて初めて分かる」前提で日程を組んでおく必要があります。
ほかの機種も含めた一覧は人型ロボットの価格一覧にまとめています。個別の機体ではUnitree G1の価格は?やKUAVO 4 Pro / KUAVO 5の価格と導入手順、NEOの価格は?もあわせてご覧ください。
Booster K1はどのくらい使われているか
Booster Roboticsは2023年創業の中国のヒューマノイドメーカーです。小型の開発入門機K1と旗艦機T2を展開しており、ロボットサッカーの現場で広く使われています。メーカーの詳細はBooster Roboticsのページにまとめています。
数字は発表と報道の段階ごとに分かれます。
- ・2025年12月の報道:K1の代理店経由の受注が1,000台を超えました。会社全体の累計出荷は700台超、導入先は200社超で海外比率は5割を超えています。
- ・2026年4月の発表:K1だけで累計出荷1,000台超、20カ国以上の400社超に導入としています。
- ・2026年4月17日:約10億元の資金調達を発表しました。2026年1〜3月の出荷は前年同期比500%増としています。
- ・2026年7月6日:RoboCup 2026のヒューマノイドリーグで、大・中・小の全3部門をBooster機を使うチームが制しました。参加59チームのうち38チームがBooster機を使用しています。
- ・2026年7月13日:旗艦開発プラットフォームBooster T2を発表しました。Pro版はNVIDIA Thorを搭載し最大2,070TFLOPSの演算性能をうたいます。価格は公式に非公開で購入は問い合わせ制です。
- ・2026年9月17日:成長型の小型機Booster K1 探索版(Explorer Edition)を発売しました。
競技向けには、RoboCup参加チームにT1とK1を割引価格で供給し、出荷日から3年の保証を付ける公式ロボットプログラムがあります。教育・研究・競技での利用実績が積み上がっている機体だと言えます。
なお、ここに挙げた数字はメーカー発表と報道によるものです。実証段階の取り組みを導入済みと読み替えないようご注意ください。事例の段階の見分け方は物流ヒューマノイドの事例22選でも整理しています。
日本でBooster K1を導入する流れ
Physical AI Labo by デジライズ(株式会社デジライズ)は、国内外のロボットメーカーの機体を取り扱い、用途に合う機体の選定・見積・調達から国内の手続き・納品・設置・現場に合わせたアプリ開発・保守までを一括で受け持ちます。国内外のメーカー10社以上と提携しています。
- 1やりたいことを1工程に絞る:授業の単元、競技の種目、展示の演目のように対象を1つに決めます。
- 2要件を数字にする:必要な動き、置き場所、使う人、1日あたりの稼働時間を書き出します。
- 3機体を選ぶ:Booster K1で足りるか、上位構成や別の機体が必要かを横並びで比べます。
- 4見積を取る:本体に加えて税・送料・関税・予備電池・保守・開発を含めた総額で確認します。
- 5手続きと納品:国内の手続き、搬入、設置、初期設定まで進めます。
- 6PoCで1工程を試す:1つの工程を8〜12週で試し、結果を見て範囲を広げるか判断します。
- 7保守と運用:保証の範囲、部品、問い合わせ先を決めて運用に移します。
全体の進め方はロボット導入の流れ9ステップで詳しく説明しています。費用の一部に使える制度を探すならロボット補助金2026もご覧ください。当社の対応範囲はサービスにまとめています。相談は無料です。
Booster K1の購入前に確かめる6つの点
- ・どの価格を見ているか:報道値・案内価格・国内販売店価格のどれかを明確にします。
- ・構成の違い:教育版・専門版・RoboCup Edition・探索版・Proのどれを指しているかを確認します。
- ・総額の内訳:税・送料・関税・予備電池・保守・開発が入っているかを1行ずつ見ます。
- ・保証の範囲と期間:どこまでが保証内で、修理はどういう流れになるかを契約前に決めます。
- ・使う人:SDKを触れる人が社内にいるか、いない場合は開発を外に出すかを決めます。
- ・公表されていない仕様:可搬重量のように数字が出ていない項目を要件に入れないようにします。
この6つを埋めてから見積に進むと、台数や構成の変更による手戻りが減ります。要件が固まっていない段階でも、整理そのものからご相談いただけます。
よくある質問
Booster K1の価格はいくらですか
2026年6月の報道で39,900元(約84万円・報道値)からが目安です。発売時には期間限定で29,900元の価格が出ていました。競技向けのK1 RoboCup EditionはRoboCup連盟の案内でメーカー希望価格14,999ドルとされています。いずれも本体の目安で、税・送料・関税・保守は別に見積が必要です。
日本でBooster K1は買えますか
国内では、スイッチサイエンス(東京都新宿区)が2026年4月16日からBooster K1 Proを税込2,748,900円で販売しています。円建てで買えるため、見積と支払いの手順は分かりやすくなります。構成や台数、開発や保守まで含めてまとめたい場合はお問い合わせからご相談ください。
Booster K1とBooster K1 Proはどちらを選べばよいですか
価格の出方が違います。Booster K1は39,900元からという報道値が目安で、Booster K1 Proは国内販売店の税込2,748,900円という価格が出ています。授業や競技で何をするか、何台必要か、いつまでに要るかで選び方が変わるため、用途を先に決めてから構成を合わせる順番をおすすめします。
Booster K1は工場や倉庫の搬送に使えますか
搬送を前提に判断できる材料はそろっていません。メーカーが挙げている用途はSTEM・大学教育、ロボットサッカー競技、展示・パフォーマンスで、可搬重量の公表値はありません。搬送や検品が目的の場合は要件を数字にしたうえで、ほかの機体も含めて比べる進め方になります。
導入までどのくらいの期間がかかりますか
1つの工程を試すPoCは8〜12週で始められます。納期は構成や手続きの内容で変わるため、見積の段階でお伝えします。先に決めておくほど早いのは、対象の工程と置き場所、使う人の3点です。
保守やサポートはどうなりますか
当社が選定から納品・設置・アプリ開発・保守までを一括で受け持ちます。競技向けについては、RoboCup参加チーム向けの公式ロボットプログラムでT1とK1が割引価格で供給され、出荷日から3年の保証が付くとされています。契約の保証範囲は構成と購入経路で変わるため、見積時にあわせて確認します。
出典
この記事で紹介したロボット
画像Booster K1
身長約95cm・約19.5kgの開発入門用ヒューマノイド。サッカーや会話などのAgentを内蔵し、転倒しても自力で起き上がる。
画像GR-3
2025年8月に中国で発表したケア特化型ヒューマノイド。全身55自由度で柔らかい外装と表情・音声による対話を備え、案内やリハビリ支援、認知トレーニングでの活用を想定。CES 2026で米国初披露。LiDARを足した派生機GR-3Cもある。
画像Booster K1 Pro
K1の上位版。NVIDIA Jetson AGX Orin 32GB(200TOPS)とステレオ深度カメラを積む。日本ではスイッチサイエンスが扱う。
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