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Physical AI Laboby デジライズ

ロボット導入の進め方|現場訪問・3Dマッピング・PoCまでの9ステップ

(更新 2026年11月4日)・約4分で読めます導入ガイドPoC3Dマッピング
双腕ロボットの実機(上海・2026年11月 デジライズ撮影)

倉庫や工場にロボットを入れるとき、機体選びから始めると失敗しがちです。ヒアリング・現場訪問・3Dマッピング・要件定義・メーカー選定・3DシミュレーションとPoC・輸入・導入FDE・アフターフォローの9ステップと、判断の基準を図解します。

人型ロボットや双腕ロボットが次々と発表され、「うちの倉庫にも入れられないか」というご相談が増えています。ただ機体のスペック表から選び始めると、現場に置いてから「通路を通れない」「棚に手が届かない」といった問題が起きがちです。

デジライズでは機体を選ぶ前に現場を知ることを一番大切にしています。この記事では実際の進め方を9つのステップで紹介します。

ヒアリングから現場で動き続けるまでの流れ

1現場を知る

  1. 01ヒアリング
  2. 02現場に足を運ぶ
  3. 033Dマッピング
  4. 04要件を決める

2探して選ぶ

  1. 05メーカーを探す・選ぶ

3確かめる

  1. 063Dシミュレーション・PoC

4動かし続ける

  1. 07調達・輸入
  2. 08導入FDE・開発
  3. 09アフターフォロー

導入を決める3つの判断軸

進め方の前に、導入するかどうかを決める基準をそろえておきます。性能が高い機体でも、この3つのどれかが欠けると現場で使い続けられません。

導入を決める3つの判断軸

01

業務に合っているか

人の動線・例外処理・既存設備。カタログに載らない現場の条件から適合を確かめる

02

総額で効果が見込めるか

本体価格に加え実装・認証・保守まで含めて比べ、効果の測り方を先に決める

03

止まったときに戻せるか

故障時の窓口・部品の調達・復旧手順・保守範囲を契約前に決めておく

現場を知る(ステップ1〜4)

1. ヒアリング

やりたい作業・現場の課題・台数・予算・時期を伺います。サイト右下のAI相談から始めることもできます。ご相談と現場ヒアリングは無料です。

2. 現場に足を運ぶ

お客様の倉庫・工場・店舗に伺い、実際の作業を見ます。荷物の大きさや重さ・動線・人の動き・床や通路の条件など、話だけでは分からないことを確かめます。

3. 3Dマッピング

現場を計測して3Dで再現します。棚・通路・設備の配置をデータにすることで、ロボットが入れる場所と動ける範囲が見えるようになります。社内での説明や稟議の資料にもそのまま使えます。

24.0 m計測ポイントロボットの動線3D MAP ・ イメージ
3Dマッピングのイメージ。棚・通路・設備を写し取り、ロボットの置き場所と動く範囲を確かめます

4. 要件を決める

3Dモデルを見ながら、ロボットに任せる作業・必要な性能・安全の考え方・台数と予算を一緒に決め、要件定義書にまとめます。

探して選ぶ(ステップ5)

5. メーカーを探す・選ぶ

要件が決まってから機体を探します。デジライズは特定メーカーの代理店ではないため、中国を中心とした提携先と世界のメーカーから横並びで比べられます。候補を2〜3機種に絞り、仕様・価格・供給体制の比較表と概算の総額をお出しします。必要なら中国の現地視察へもご案内します。

価格の目安は人型ロボットの価格一覧で比べられます。

確かめる(ステップ6)

6. 3Dシミュレーション・PoC

候補機を3Dの現場で動かして届く範囲や動線を検証したうえで、デモ機やレンタル機で1つの工程を試し、効果を数字で確かめます。1工程8〜12週が目安です。

PoCで測るのは主に次の4つです。

確かめること測る指標の例
できるか作業の成功率・失敗したときの立て直し
速いか1回あたりの作業時間・人との比較
安全か人や設備との接触・停止の回数
元が取れるか人件費・稼働時間・保守費を含めた試算

動かし続ける(ステップ7〜9)

7. 調達・輸入

メーカーとの交渉・発注・輸送・通関に加え、技適や安全規格の確認・検品まで行い、日本で使える状態にします。手順は中国製ロボットの輸入ガイドで解説しています。

8. 導入FDE・開発

現場に入るエンジニア(FDE)が業務アプリ・AIの調整・既存システムとの連携を開発し、納品と操作研修まで行います。

9. アフターフォロー

国内の窓口・部品の手配・メーカーとの調整・ソフト更新や追加開発で、ロボットを使い続けられる形を保ちます。

小さく確かめてから広げる

最初から大規模に導入する必要はありません。現在地に合わせて必要な段階から始められます。

小さく確かめてから広げる3段階

01

現場診断

自動化できる工程と制約を整理し、概算の費用と効果を出す

目安 1〜3週間
02

1拠点・1台の実証

選定から実装まで進め、実際の業務で効果を測る

目安 2〜6か月
03

複数拠点への展開

実証の結果をもとに運用を標準化して広げる

結果を見て判断

ご相談から実証の完了までは、機種・調達・認証・開発の範囲によって3〜8か月ほどが目安です。期間と費用はすべて個別にお見積りします。費用の内訳はヒューマノイド導入費用の内訳をご覧ください。

よくある質問

機種も予算も決まっていませんが相談できますか?

はい。課題や「変えたい業務」からご相談いただけます。初回のご相談は無料で、導入しない選択肢も含めて進め方を一緒に考えます。

現場の3Dマッピングには何が必要ですか?

現場に伺って計測する日程と、立ち入れる範囲を事前に確認します。図面やレイアウト図があれば、あわせてご共有ください。

PoCにはどのくらいの期間がかかりますか?

1つの工程で8〜12週が目安です。機体の調達方法(レンタル・デモ機・購入)と開発の範囲で変わります。

特定のメーカーに偏った提案になりませんか?

特定メーカーの販売を前提にせず、性能・総費用・適合性・保守体制を同じ基準で比べます。

この記事で紹介したロボット

Digit画像
ヒューマノイド
🇺🇸 Agility Robotics 米国出荷中

Digit

トート(コンテナ)の運搬・積み下ろし、パレタイズ、ライン供給などを担う二足歩行ヒューマノイドです。主にRaaS(サブスクリプション)で提供され、クラウド管理基盤Arcで運用します。

価格
要見積
G1画像
ヒューマノイド現地訪問
🇨🇳 Unitree Robotics 中国量産中

G1

身長132cm・約35kgの小型ヒューマノイド。二次開発にはEDU版(23〜43自由度)を選ぶ。

メーカー公表価格(目安)
約203万円〜323万円
Rizon 4画像
協働ロボットアーム
🇨🇳 Flexiv 中国量産中

Rizon 4

可搬4kgの7軸適応型アーム。全関節の力センシングで0.1Nの力検知精度を持ち、狭い空間での精密な接触作業に向く。

価格
要見積

どのロボットが合うか分からなくても大丈夫です。

「工場で部品を運ばせたい」「点検を自動化したい」など、やりたいことを書くだけで構いません。機体選びから見積・開発計画までご提案します。

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