本文へ移動
Physical AI Laboby デジライズ

四足歩行ロボットの価格比較|点検での活用事例と選び方【2026】

・約4分で読めます価格比較四足歩行ロボット点検
四足歩行ロボット DEEP Robotics X30(メーカー公式画像)

四足歩行ロボット(ロボット犬)の価格を円換算で比較しました。約24万円の小型機から1,000万円を超える点検用まで。Unitree・DEEP Robotics・Boston Dynamics・ANYboticsの主要機種と、プラント・変電所・建設現場での点検事例、選び方をまとめています。

四足歩行ロボットは、人が入りにくい場所や長い距離を歩いて点検する用途で導入が進んでいます。価格は研究・教育向けの小型機と、防水・防じんや自動充電を備えた点検用で大きく分かれます。この記事ではPhysical AI Laboのカタログから主要機種を比べます。

価格はすべて目安です。公表価格を1米ドル150円などで換算しています。点検用はセンサー・自動充電・導入作業を含む構成で見積になるのが一般的です。

価格帯をひと目で見る

四足歩行ロボットの価格の目安(円換算・安い順)

公表価格を1USD=150円・1CNY=21円・1EUR=165円で円に換算した目安です。税・送料・関税・保守・認証費の扱いは出典ごとに異なるため、日本到着の総額はお見積りでご案内します。
  • ・数十万円:Unitree Go2など。研究・教育・プログラミング学習向け
  • ・80万〜200万円台:DEEP Robotics Lite3など。研究や小規模な実証向け
  • ・1,000万円以上・要見積:Boston Dynamics Spot・Unitree B2・DEEP Robotics X30・ANYmalなど。防水・防じん・自動充電を備えた業務の点検向け

主要機種の一覧

機体メーカー(国)価格の目安根拠状況出典
Go2四足歩行ロボットUnitree Robotics(中国)約24万円〜68万円メーカー公表価格量産中確認
Jueying Lite3四足歩行ロボットDEEP Robotics(中国)約84万円〜215万円販売店の掲示価格出荷中確認
Spot四足歩行ロボットBoston Dynamics(米国)約1,118万円〜報道ベース量産中確認
B2四足歩行ロボットUnitree Robotics(中国)約1,585万円〜販売店の掲示価格出荷中確認
ANYmal四足歩行ロボットANYbotics(スイス)要見積要見積出荷中確認
ANYmal X四足歩行ロボットANYbotics(スイス)要見積要見積出荷中確認
Jueying X30四足歩行ロボットDEEP Robotics(中国)要見積要見積出荷中確認
LYNX M20四足歩行ロボットDEEP Robotics(中国)要見積要見積出荷中確認
公表価格を1USD=150円・1CNY=21円・1EUR=165円で円に換算した目安です。税・送料・関税・保守・認証費の扱いは出典ごとに異なるため、日本到着の総額はお見積りでご案内します。 掲載8機種。安い順に並べ、価格が公表されていない機体は最後にまとめています。

主要機種の仕様を比べる

比較項目Go2Jueying Lite3Jueying X30Spot
メーカーUnitree RoboticsDEEP RoboticsDEEP RoboticsBoston Dynamics
形四足歩行ロボット四足歩行ロボット四足歩行ロボット四足歩行ロボット
状況量産中出荷中出荷中量産中
価格の目安約24万円〜68万円メーカー公表価格約84万円〜215万円販売店の掲示価格要見積要見積約1,118万円〜報道ベース
身長・高さ40cm40.6cm69.5cm—
重さ15kg12kg56kg33.8kg
自由度121212—
可搬重量8kg5kg20kg14kg
稼働時間2時間2時間4時間1.5時間
主な用途大学の研究・教育・施設の巡回点検の試行・展示・エンタメ大学・高専の教育・歩行制御の研究・イベント演出変電所・電力設備の点検・ケーブルトンネルの巡回・工場・キャンパスの警備プラント・変電所の巡回点検・建設現場の進捗記録・危険区域の遠隔点検
出典公式・報道公式・報道公式・報道公式・報道
公表価格を1USD=150円・1CNY=21円・1EUR=165円で円に換算した目安です。税・送料・関税・保守・認証費の扱いは出典ごとに異なるため、日本到着の総額はお見積りでご案内します。

点検で使うときに必要なもの

業務の点検に使う場合、本体だけでは足りないことがほとんどです。

  • ・点検用センサー:熱画像カメラ・ズームカメラ・ガス検知・音響センサーなど
  • ・自動充電:充電ステーションに自分で戻れると、長時間の巡回を無人で回せます
  • ・防水・防じん:屋外や粉じんの多い現場ではIP規格の確認が必要です
  • ・防爆:可燃性ガスがある場所では防爆仕様の機体が必要です
  • ・点検ルートの設計と記録の仕組み:どこを何回見るか・結果をどう残すかを先に決めます

点検での活用事例

カタログに載せている事例から、点検に関わるものを抜き出しました。

事例機体現場段階
鹿島建設(日本・2020年)Spot建設現場の巡回・記録本番運用
横河電機(日本・2026年)ANYmalプラント点検の管理ソフトと統合を発表発表
Petronas(マレーシア・2022年)ANYmal X洋上プラットフォーム・LNG基地など実証
RTE(フランス・2023年)ANYmal変電設備の熱・映像・音響データの自律取得PoC
SP Group(シンガポール・2025年)X30全長40kmの送電トンネルの自律巡回実証
W.R. Grace(米国)ANYmal化学工場の巡回点検本番運用

国内でも展示会でのデモは増えていますが、顧客名つきで常時運用している事例はまだ多くありません。導入を考えるなら、まず1つのルートで実証して効果を測るのが現実的です。

買う・借りる・PoCから始める

  • ・買う:研究や小規模な実証なら小型機の購入から始められます
  • ・PoCから始める:点検用の高価格帯は、1つのルート・期間を決めた実証で効果を確かめてから台数を決めます
  • ・日本の窓口:DEEP Roboticsはエルザ ジャパンが正規代理店で、Lite3は同社の公式ショップで販売されています。Unitreeは複数の国内販売窓口があります

現場の点検ルートを3Dで再現しておくと、段差・通路幅・充電場所を事前に確かめられます。

24.0 m計測ポイントロボットの動線3D MAP ・ イメージ
3Dマッピングのイメージ。棚・通路・設備を写し取り、ロボットの置き場所と動く範囲を確かめます

よくある質問

四足歩行ロボットはいくらから買えますか?

カタログの中ではUnitree Go2が最も安く、公式価格は1,600ドル(約24万円・税・送料別)からです。業務の点検向けは要見積が中心です。

点検に使える四足歩行ロボットはどれですか?

防水・防じん・自動充電・点検用センサーに対応した機体が向いています。カタログではBoston Dynamics Spot・ANYmal・DEEP Robotics X30・Unitree B2などが該当します。

日本で導入している企業はありますか?

鹿島建設が2020年からSpotを建設現場の巡回・記録に使っています。2026年2月には横河電機がANYmalと自社の管理ソフトの統合を発表しました。

この記事で紹介したロボット

Go2画像
四足歩行ロボット現地訪問
🇨🇳 Unitree Robotics 中国量産中

Go2

約15kgの小型四足ロボット。AIR・PRO・X・EDUの構成があり、研究・教育・巡回の入門機として広く使われる。

メーカー公表価格(目安)
約24万円〜68万円
Jueying Lite3画像
四足歩行ロボット現地訪問
🇨🇳 DEEP Robotics 中国出荷中

Jueying Lite3

約12kgの研究・教育用四足。インターフェースを開放し、歩行ロボットの授業や研究、イベント演出に使われる。

販売店の掲示価格(目安)
約84万円〜215万円
Jueying X30画像
四足歩行ロボット現地訪問
🇨🇳 DEEP Robotics 中国出荷中

Jueying X30

IP67・−20〜55℃で動く産業点検用四足。LiDAR4基で自律移動し、自動充電にも対応する。電力・トンネル・プラントの巡回点検向け。

価格
要見積
Spot画像
四足歩行ロボット
🇺🇸 Boston Dynamics 米国量産中

Spot

設備点検で広く使われる四足歩行ロボットです。熱画像カメラやLiDARなどのペイロードを載せ、プラントや変電所、建設現場を自律巡回します。

報道ベース(目安)
約1,118万円〜

どのロボットが合うか分からなくても大丈夫です。

「工場で部品を運ばせたい」「点検を自動化したい」など、やりたいことを書くだけで構いません。機体選びから見積・開発計画までご提案します。

無料で相談する

通常2営業日以内にご連絡します